2021年7月18日(日)聖日礼拝メッセージ
どんな時も出発点は賛美です。 賛美とは感謝することです。 だから食事の前に感謝の祈りをささげたり、教会の礼拝を賛美歌で始めるのです。 イエスはラザロが生き返る前に神に感謝し、 モーセは紅海が分かれる前に神を賛美しました。 普通は答えを受け取ってから感謝しますが、祝福は賛美から始まるのです。
·詩篇 112篇1節
ハレルヤ。幸いなことよ。主を恐れ、その仰せを大いに喜ぶ人は。
1 主をたたえよ
主をたたえよ!この短い言葉が、祝福された人生の始まりであり、土台です。祝福は、神を知り、神を讃えることから始まります。
·詩篇 100篇4節
感謝しつつ、主の門に、賛美しつつ、その大庭に、入れ。主に感謝し、御名をほめたたえよ。
しかし、主を賛美することは、週一回教会で讃美歌を歌うことだけではありません。賛美は人生の全ての領域に関わる、生き方なのです。
一週間のうち、何曜日でも、何時でも、神を賛美することができます。車の中でも、お風呂の中でも、夜中でも。賛美とは特定の賛美歌を歌うとか、祈りの言葉をとなえることではありません。賛美とはあなたを愛し、気遣ってくださる天の父との関係なのです。
神がどんな方かというイメージは人によって違います。そして私たちはそのイメージに即して神様と関係を持ちます。神は厳格で禁欲主義的だと思う人は、神様と距離を保ちます。神様は格式高くて硬いと思う人も、同じように距離を取るでしょう。
しかし、神が父であり友であると知っている人は、神様との親密な関係を楽しむことができます。そしていつでも神を呼び求めることができます。どんな状況でも、決して一人ではないのです。
神を賛美すると、状況が好転しはじめます。
賛美によって神に焦点が向かうだけでなく、全く新しい視点から物事を見ることができるようになります。
賛美は、儀式や1回きりの出来事ではありません。賛美はライフスタイルです。神に焦点が置かれ、状況の見方が変わります。「主をたたえよ!」この言葉を生活の土台として前に進みましょう。
2 選択をする
·詩篇 112篇1節
ハレルヤ。幸いなことよ。
主を恐れ、その仰せを大いに喜ぶ人は。
主をおそれる者(あがめる、たたえる者)は、さいわい(幸せ、幸運、うらやましがられる)だと、詩篇 112のはじめにあります。
神による祝福の約束について聖書には何度も書かれていますが、主の祝福は私たちの選択によっても変わります。神は人々に2つの選択肢を与えます。
·申命記 30章19~20節
私は、きょう、あなたがたに対して天と地とを、証人に立てる。私は、いのちと死、祝福とのろいを、あなたの前に置く。あなたはいのちを選びなさい。あなたもあなたの子孫も生き、
あなたの神、主を愛し、御声に聞き従い、主にすがるためだ。確かに主はあなたのいのちであり、あなたは主が、あなたの先祖、アブラハム、イサク、ヤコブに与えると誓われた地で、長く生きて住む。
旧約聖書の申命記の書には、主の戒めに従うときの祝福と、背いたときの呪いの一覧があります。申命記 28:1-14に書いてあります。
·申命記 28章1~28節
もし、あなたが、あなたの神、主の御声によく聞き従い、私が、きょう、あなたに命じる主のすべての命令を守り行うなら、あなたの神、主は、地のすべての国々の上にあなたを高くあげられよう。
あなたがあなたの神、主の御声に聞き従うので、次のすべての祝福があなたに臨み、あなたは祝福される。
あなたは、町にあっても祝福され、野にあっても祝福される。
あなたの身から生まれる者も、地の産物も、家畜の産むもの、群れのうちの子牛も、群れのうちの雌羊も祝福される。
あなたのかごも、こね鉢も祝福される。
あなたは、入るときも祝福され、出て行くときにも祝福される。
主は、あなたに立ち向かって来る敵を、あなたの前で敗走させる。彼らは、一つの道からあなたを攻撃し、あなたの前から七つの道に逃げ去ろう。
主は、あなたのために、あなたの穀物倉とあなたのすべての手のわざを祝福してくださることを定めておられる。あなたの神、主があなたに与えようとしておられる地で、あなたを祝福される。
あなたが、あなたの神、主の命令を守り、主の道を歩むなら、主はあなたに誓われたとおり、あなたを、ご自身の聖なる民として立ててくださる。
地上のすべての国々の民は、あなたに主の名がつけられているのを見て、あなたを恐れよう。
主が、あなたに与えるとあなたの先祖たちに誓われたその地で、主は、あなたの身から生まれる者や家畜の産むものや地の産物を、豊かに恵んでくださる。
主は、その恵みの倉、天を開き、時にかなって雨をあなたの地に与え、あなたのすべての手のわざを祝福される。それであなたは多くの国々に貸すであろうが、借りることはない。
私が、きょう、あなたに命じるあなたの神、主の命令にあなたが聞き従い、守り行うなら、主はあなたをかしらとならせ、尾とはならせない。ただ上におらせ、下へは下されない。
あなたは、私が、きょう、あなたがたに命じるこのすべてのことばを離れて右や左にそれ、ほかの神々に従い、それに仕えてはならない。
もし、あなたが、あなたの神、主の御声に聞き従わず、私が、きょう、命じる主のすべての命令とおきてとを守り行わないなら、次のすべてののろいがあなたに臨み、あなたはのろわれる。
あなたは町にあってものろわれ、野にあってものろわれる。
あなたのかごも、こね鉢ものろわれる。
あなたの身から生まれる者も、地の産物も、群れのうちの子牛も、群れのうちの雌羊ものろわれる。
あなたは、入るときものろわれ、出て行くときにものろわれる。
主は、あなたのなすすべての手のわざに、のろいと恐慌と懲らしめとを送り、ついにあなたは根絶やしにされて、すみやかに滅びてしまう。これはわたしを捨てて、あなたが悪を行ったからである。
主は、疫病をあなたの身にまといつかせ、ついには、あなたが、入って行って、所有しようとしている地から、あなたを絶滅される。
主は、肺病と熱病と高熱病と悪性熱病と、水枯れと、立ち枯れと、黒穂病とで、あなたを打たれる。これらのものは、あなたが滅びうせるまで、あなたを追いかける。
またあなたの頭の上の天は青銅となり、あなたの下の地は鉄となる。
主は、あなたの地の雨をほこりとされる。それで砂ほこりが天から降って来て、ついにはあなたは根絶やしにされる。
主は、あなたを敵の前で敗走させる。あなたは一つの道から攻撃するが、その前から七つの道に逃げ去ろう。あなたのことは、地上のすべての王国のおののきとなる。
“主は、あなたを敵の前で敗走させる。あなたは一つの道から攻撃するが、その前から七つの道に逃げ去ろう。あなたのことは、地上のすべての王国のおののきとなる。
あなたの死体は、空のすべての鳥と、地の獣とのえじきとなり、これをおどかして追い払う者もいない。
主は、エジプトの腫物と、はれものと、湿疹と、かいせんとをもって、あなたを打ち、あなたはいやされることができない。
主はあなたを打って気を狂わせ、盲目にし、気を錯乱させる。”
申命記 28章25~28節
ここで理解してほしいのは、神との人生を選ぶとは、祝福された人生を選ぶということです。神は常に、あなたを祝福したいと思っています。しかし、祝福は自分だけのものと思うなら、それは少し間違っています。
神のあなたへの祝福は、あなた以外にも大きく影響します。神はアブラハムを祝福すると約束しました。しかし、彼を祝福する目的は彼自身以外の世界に大きく関わることでした。神はアブラハムに言いました。
·創世記 12章2~3節
そうすれば、わたしはあなたを大いなる国民とし、あなたを祝福し、あなたの名を大いなるものとしよう。あなたの名は祝福となる。
あなたを祝福する者をわたしは祝福し、あなたをのろう者をわたしはのろう。地上のすべての民族は、あなたによって祝福される。」
神の祝福の目的は、あなたを通して、他の人々をも祝福することです。あなたが何も持っていなければ、人のために何もできません。あなたが少し持っていれば、少しだけ人を助けられるでしょう。多く持っていれば、多くのことができるでしょう。あなたが祝福されていれば、周りの人に影響を与える大きな基盤があります。人の祝福となるために、祝福されるのです。
あなたの人生
神は、あなたを祝福したいのです。だから一日のどんな時も神様をほめたたえる気持ちを持ってください。命をを選び、神があなたの周りに置かれた人々への祝福となってください!
3 真の豊かさを求める
神のもう一つの約束は、経済的な豊かさです。経済的な豊かさより、心の豊かさの方が納得できると感じる人もいます。神が経済的な豊かさを約束しているとの理解に苦しむ人もいます。
経済的な豊かさは神の恵みではないという考えを表明しながら、必要な人材を雇う資金が教会になくて困っていると公言する牧師に出会ったことがあると友人が言っていました。資金がなければ、奉仕でもビジネスでも家庭でも、あなたの心にある使命を完成するのは難しいでしょう。
豊かさと欲深さを同じものと考えるがために、経済的な祝福に抵抗を感じるクリスチャンもいます。でも、豊かさと欲深さは違います。愛情のある親がそうであるように、天の父は、わたしたちが経済的に恵まれている状態を悪く思うことはありません。しかし、経済的な豊かさは、豊かな人生のほんの一部分でしかありません。物質的なものをはるかに超えた豊かさがあります。ヨハネはこう書いています。
·ヨハネの手紙 第三 1章2節
愛する者よ。あなたが、たましいに幸いを得ているようにすべての点でも幸いを得、また健康であるように祈ります。
真に豊かな人は、人生のあらゆる部分が神様で満たされることを求めます。そして周りの人を祝福するために、神様は自分を祝福したいと思っていることを知っています。
·ヨハネの福音書 10章10節
“盗人が来るのは、ただ盗んだり、殺したり、滅ぼしたりするだけのためです。わたしが来たのは、羊がいのちを得、またそれを豊かに持つためです。
あなたの人生
神は、物質的にも霊的にも、あなたが人生のあらゆる部分で繁栄することを望んでいます。神の命があなたにあふれ、あなたが他の人々を祝福することができるので、喜んであなたを祝福してくださいます。今日この真実を受け取ってください。